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【災害・防災】災害時の対策:蓄電池・発電機

【災害・防災】災害時の対策:蓄電池・発電機

本コラムでは自分の専門知識がある事を主に紹介していますが、たまにはそうではない「雑談」も入れていきたいと思います。

はじめに

最近、雨や台風などの自然災害が多いですね。
地すべりが起きたり、住宅などが浸水してしまったりしています。
自分自身は、大きな被害を受けて大変だったという経験が幸いにも現時点ではありません。

強いて言うなら東日本大震災の時、外にいたのですが帰宅するのに電車が使えず、約1時間程度かけて歩いて帰宅しました。妻はたまたま実家にいて、その日は帰ってこれませんでした。という位のささやかなものでした。
自宅マンションは古いのですが、特に問題はありませんでした。(割と地盤の良いところに建っているようです)

話は逸れますが、「東日本大震災」とは地震の事ではありません。地震による大きな災害の事を政府が命名したものです。
「東北地方太平洋沖地震」というのが地震としての名称です。
地震の名称は気象庁が命名します。

「阪神・淡路大震災」の地震は「兵庫県南部地震」です。
「関東大震災」の地震は「関東大地震」です。
2016年の震度7が2回もあった、「熊本地震」は局地的であったためか「大震災」にはなっていません。

閑話休題

防災グッズが沢山!

暮らしの中で、とても「重要な備え」です。

 

「準備」不足のものはありませんか?

防災グッズのHPを見て、チェックしてみましょう。


蓄電池と発電機

皆さんも地震など災害時の対策として、水や食料、簡易トイレなどを用意しているかと思います。
ウチも用意しています。
今、欲しいなと思っているのが「蓄電池」です。
こんなのです
ポータブル電源 大容量 蓄電池 家庭用
数万円から十数万円、数十万円と様々です。
また「発電機」という選択もあるかもしれません。
「蓄電池」は大きな電池です。充電をしておいて、いざという時に使えるもの
「発電機」はガソリンや灯油、ガスなどを燃料として発電をするものです。

キャンプなんかをする方は、それにも使えるので既に持っている方もいるでしょう。
私はキャンプしないので、本当に災害時対策としてだけのための購入となります。
ですので、悩んでいます・・・・・・

「防災備蓄」にもなる、ウォーターサーバー

 

「ボトル」セット型なので、いざという時の

水の「備蓄」にもなります。

「ボトル」を下にセットするので、地震時も

「倒れにくく」、日常の交換も「ラク」です。


停電の記憶

そういえば思い出したのですが、自宅マンションが停電になったことがあります。
数年前にある日、突然起きました。マンション周辺一帯がすべて停電していました。
あるところを境に、他の場所はまったく停電していませんでした。
不思議な現象でした。2~3時間程度で復旧しました。

翌日の新聞やネットのニュースにも載っていませんでした。(なんだったのか東京電力に問合せすれば良かった)

そして、その時に体験したのですが夜だったので「本当に真っ暗になる」のです。
外も部屋の中も真っ暗です。災害時用に懐中電灯を備え付けてあったので、手探りでそれを点けてしのぎました。
あの状態が、もし広範囲でかつ数日間に渡るものなった場合の事を考えると本当に恐ろしくなります。

「無添加」防災食セット

いざという時に必要です。
災害時の弱った身体には「無添加」の
優しい味が必要です。

いざという時の備え

情報収集や連絡に欠かせないスマートフォンが充電できなかったら、それも大変ですよね。
夏場や冬場にはエアコンも使えません、酸素吸入など自宅で医療器具を使っている方はそれが使えなくなります。
もちろん、避難場所に避難すれば良いのですが、出来る限り自宅に居たいですよね。

そんな時のための「蓄電池」または「発電機」ですね。
どちらが良いのか?どの位の期間使える想定にしたら良いのか?色々悩みます。
まあ、燃料を必要としない「蓄電池」の方が手軽ですね。
でも、「発電機」の場合には「燃料」さえあればずっと使えます。(10時間以上の連続運転は厳しいかもしれませんが、断続的には使えるでしょう)

また、家計の問題もあります。要は使わないものに幾らかけるのかという問題です。

なかなか決断できません・・・・・・

被災時に必要な電力

シミュレーションしてみましょう。
まず、太陽光発電を導入している住宅の場合にそれが災害時に使えるかは、ここでは一旦除外します。 また、電気自動車から供給するのも除外します。
ポータブルの蓄電池又は発電機を単体で購入して備えるという前提で考えてみます。

使う目的を想定します。
電気とガスが使えない被災時に避難所に行かずにある程度の生活が自宅マンションで出来ると考えた時

スマホへの充電は必須ですね。
照明はLED懐中電灯やランタンと普通の乾電池の備えでクリア出来そうです。
煮炊きや湯沸かしはカセットボンベ式のコンロで出来そうです。

季節や地域によりますがエアコンは使えるようにしたいですね。
少し贅沢かもしれませんが冷蔵庫も出来れば動かしたいですね。
実は冷蔵庫は家庭の中でも電気消費を一番しているのです。24時間365日動いているのですから。

ここでいきなり、問題発生です。
エアコンはリビングにあるようなものは200Vの仕様になっています。
そして、手軽に買えそうな蓄電池や発電機は対応していませんでした。
調べると最低でも50万円位の機器が必要そうです。
そのクラスの蓄電池は普通には売っていないようで、専門のところに相談が必要そうです。
発電機はホンダなどが出していて、これは普通に買えそうです。

これです
ホンダ 発電機 EU55is N

でも値段が50万円位です・・・・

この線は予算オーバーで諦めます。

次善の策

発想を変えてみましょう。
寒さは防寒着プラス電熱ヒーターでしのげそうです。
暑さは、最近流行りのポータブルクーラーでなんとかならないかと考えます。

そうなると100V対応でいけそうですね

次に稼働時間を想定します。
備蓄食料や飲料水などでよく言われるのが3日分(72時間)は自力でなんとか出来るようにしましょうというのを聞きます。
なかなか決めづらいですが、ここは1週間としてみましょう。
この時点でポータブル蓄電池は無いのでしょう、ポータブル発電機を選択となりますね。

ある程度の生活が出来る想定で電気量を計算してみます。

・スマホ充電
・冷蔵庫
・ポータブルクーラー又は電気ヒーター
・テレビ
・電子レンジ

・スマホ充電:iPhoneはおおよそ15W hで災害時には情報収集にめっちゃ使うので1日1回フル充電するのに1時間として、15Wですね。一応2台としましょう。これで30W/日
・冷蔵庫はウチので想定:39kWh/月でしたので1300W/日
ポータブルクーラー :アイリスオーヤマの冷暖使える8-12畳モデルで消費電力850Wでした。多分1時間と言うことだと思います、これを半日12時間使うとします。10,200W/日!
・テレビ50型クラス:消費電力120W 、情報収集に8時間使うとして960W/日
・電子レンジ:これは誤差範囲だと思いますので割愛

合計は12,490W/日でした。12.5KWです。
これはポータブル蓄電池では話にならない消費電力のようです。

ではポータブル発電機はどうでしょうか?
想定の機器を同時使用出来る出力のものを探すと約15万円でした。少し高いですが買えそうな値段です。

これです
ホンダ 発電機 EU18i

しかし、連続運転時間は3時間です。
燃料を継ぎ足せばある程度は継続して使えると思います。断続的に使って、燃料が沢山有れば長時間使えるのでしょうが、冷蔵庫には使えないですね。

ここまでシミュレーションしてきましたが、結論は残念ながら、想定を満足出来ないと言うことになりました。
となると、本格的な百万円以上の蓄電池システムを構築するしかなさそうですね。(太陽光発電や電気自動車システム含む)

妥協案

逆に購入出来そうなレベルでどこまで出来るか考えてみます。(しつこいというか、最初からこっちでしょっ!的な感じですが・・・)

目を付けたのがホンダのポータブル発電機です。家庭の持ち運びコンロに使うカセットボンベ(ガス)を使用する製品です。
ホンダ発電機 エネポ EU9iGB 900VA

以前に目を付けていて気になったいました。

製品の紹介では
50Wのフロアライト、50Wの電気ひざ掛け、450Wの電気ポット、15Wのスマホ4台充電、25Wのノートパソコン、32型140Wのテレビで合計775Wを同時に使えるとされています。

900VAと言う性能ですが力率というものを掛けて700Wちょっとの出力ということのようです。
そして、その最大出力で1.1時間の連続運転(カセットボンベ2本をセット)

これでどんな被災時の生活が出来るのか想定します。
エアコンなどの冷暖房や冷蔵庫は使えません。
やはり情報収集として、スマホ充電とテレビ視聴でしょう。あとはフロアライトくらいですか(扇風機位は可能そうですね)これでエコスロットルというモードでカセットボンベ2本で2時間くらい使えます。
調理にもカセットボンベ使用のコンロを使いましょう。

1日8時間使うとして8本、調理も含めて9本有れば足りそうです。
3日間分で27本
1週間で63本です。
このくらいは備蓄出来そうですね。
カセットボンベの使用期限の目安は7年間とのこと。
63本だと順繰りに使っても使いきれそうに無いですね?(笑)
水や食料の事も考えると、結局は3日間位が限度そうですね。

このセットを3つ位ですかね。
イワタニ カセットガス 12本組

 

カセットボンベを使うという選択

カセットボンベを使うヒーターも見つけました。
カセットガス ストーブ CBGFH2

また、カセットボンベを使うポータブル冷蔵庫(クーラーボックス)もありました!
エルロン 3way冷蔵庫 42リットル

 

残念ながらカセットボンベ式のエアコンや冷風機は無いようです。
作ってほしいですね。暑さ対策としては扇風機でしょうか?ポータブル冷蔵庫でタオルなどを冷やしてしのぐ方法もあるかもしれません。

災害時対策としてカセットボンベ式の機器の使用は有効かもしれませんね。
カセットボンベという燃料に統一すればそれだけを備蓄すれば良いですし、軽油やガソリンは家庭での備蓄は抵抗がありますよね。

※使う時には換気など十分注意しましょう。
※保管にも十分に注意しましょう。

当然ですが、対応機器をそろえておく必要があり、初期投資が必要ですね。
またまた悩みます。(笑)

災害時対策リスト

まとめると以下のようになりました。

    1. 食料と飲料水
    2. LED懐中電灯やランタン+乾電池の備蓄
    3. カセットボンベ式発電機
      ホンダ 発電機 EU18i
      (連絡や情報収集のためのスマートフォン充電、テレビ視聴用+扇風機用)
      ※ポータブルクーラーは消費電力が大きいので不可
    4. カセットボンベ式ヒーター
      カセットガス ストーブ CBGFH2
    5. カセットボンベ式冷蔵庫(クーラーボックス)
      エルロン 3way冷蔵庫 42リットル
    6. カセットボンベを12本セット×3つ(目安です、多い方が良い)
      イワタニ カセットガス 12本組

さて買おうか買うまいか・・・

※上記以外にも簡易トイレなど備蓄が望ましいものは色々ありますので各自対策をして下さい。
トイレマン 簡易トイレ 50回分 【 日本製 凝固剤 10年保存 】

こちらは100回分

※カセットボンベ機器使用時には換気に注意をしてください。
※カセットボンベの備蓄にも注意をしてください。

こういったマスクも重要ですね。日本製をお勧めします。

さいごに

ちなみに余談ですが
今回色々調べて見て分かりましたが、災害時の電気対策について、家庭用の蓄電池システムのビジネスが存在するんですね。(当たり前か)
大事な事ではありますが、ホームページなどでは、とっても不安を煽って、必要です!とアピールしています。
いや、本当に大事な事なんですけど、ちょっと引いちゃいました。まあ、保険と同じですね。

そう考えると、結局はいざと言う時は避難所などの公的機関を頼る事が一番コスパが良いのかもしれません。
でも、備えがあるのと無いのでは安心感は違いますよね。

ここまで私の妄想とも言える雑談に付き合って頂きありがとうございました。

災害時の対策などについて、あなたのお考えや経験談などもお聞かせください。

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いざという時に必要です。


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